祇園 芸術的で美しく 美味しい 新星ミシュラン「福志」

紅葉狩りの帰り、ミシュランを先日獲得されたばかりの新店「福志」さんへ

祇園花見小路と西花見小路をつなぐ路地にあります

美しい秋の月夜と福志さんお店外観 美しいですね

福志さん たん熊などで修行されていたそうです 一枚板の檜のカウンターが輝いています

カウンターとテーブル2つという、大きすぎない店内、もちろんカウンターで調理を見るのがおススメ

いきなり、こっぺがに また鶴の優美な器で登場 肉厚な蟹身で普通な食材ですが・・・肉厚


そして、白和え この器も珍しい・・・ナッツの甘味や苦みと、味の複雑さを

美味しく演出

金がたっぷり使われた千鳥と船が描かれ、内側にストーリーがつながる見事なお椀

蓋の裏には船を引っ張る男性が描かれ、内外でストーリーになっています

この繊細で美しいお料理 小さなミニ蕪の下に、大根から透けて見える 紅葉 透き通るお出汁と美しい芸術的なデザイン 感動します


また珍しい 風呂敷に包んだ状態に焼かれた器 紅葉が描かれています

一つ目のお造り あまりに器が美しくて 魚の名前を覚えていないのですが 味ももちろん

非の打ちどころはなく、美味しいです

またまた見とれるような 徳利と盃 この盃を選んでみましたが・・・

なんて細かい細工 菊が描かれエレガント お酒が美味しくなる盃ですね

素晴らしいお刺身盛り合わせが登場します

大トロがブリッジしてるという興味深い盛り付け・・・斬新です

素敵な器に、新しい盛り付け なんともいえず、雅でゴージャス

とにかく、器は並々ならぬ逸品であることが、素人の私でもわかるお店です

ここで、うれしいことに シャトーブリアン登場ですよ そして隣のお芋がまた美味しくて

食感ふわふわで、何とも言えず美味しい 同じようなものは居酒屋さんでも出ますが、違う!

お肉のアップ あまくて、噛むと溶けるような上質脂が口に広がり、幸せ感が広がります

こちら、後半に出てくるという八寸  おおっ やはり ゴージャスで雅やか

三ツ星級のプレゼンテーションです

上からも楽しめます 雲丹、イクラと海老、鯖寿司・・・感動していて素材を覚えていない

あまりにビジュアルが美しいので撮りたくなりますね

甘いねっとっりした海老といくら・・・器がまたカエデ型で、すべて秋を感じさせるしつらえ

雲丹はユリの花の器に、鯖寿司は木の葉の器に・・・このライムを挟んだ鯖寿司

爽やかに癖を感じることなく、優しい甘みでいただけます

正面で見るお料理は食べる以外の愉しみもあり、裏手に厨房、少人数で運営されています

またここで、冬の高級料理 すっぽん鍋 私そんなに好きではないのですが、福志さんのすっぽんは臭みがなく、食べやすいです生姜味が効いて、お出しが美味しい、体にしみわたる貴重な栄養素

〆のご飯は、こんな美しいお椀で 福志さんの象徴紋 扇(檜扇)の小鉢に漬物

さらに 焼き魚 西京みそ焼きまでついて・・・お漬物にもさりげなく生姜が刻まれています なんて美しい 塗りなんでしょうか ずっと眺めていたくなるような

絶妙な甘さ加減と 皮まで美味しいお魚 全部食べてしまうと見える器の模様は、白椿

水物では 手作り 豆乳豆腐 上品でもっちり、また紅葉の器に映えます

黒蜜がまた美味しいんです

紅葉を愛でて 紅葉をあしらった器、繊細で芸術的なお料理をいただき、満足

福志さん、きっとすぐに星がいっぱい付きそう

どれも大変おいしく、美しい まだオープンしてあまり知られていないようですが・・・・

一つのお料理で 見た目 大将の控えめなお話 香り 舌に残る優しい旨み すべすべの檜カウンター

まさに五感で楽しめるお店です おかみさんのさりげない接客も非常に好感がもてる

一押しです・・・季節ごとに全種類たべてみたいお店です


祇園 福志

https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260301/26030034/

http://gion-fukushi.jp/

予約・お問い合わせ 075-354-5314

住所 京都府京都市東山区祇園町南側570-120

定休日 日曜・第2第4月曜・月1回不定休

ラウンドエッジスト's 京都美物語~五感美を極める

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