京都 祇園の八坂通は風情ある料理屋 ミシュラン店が連なる通り
一軒家の風格ある料亭のようなたたずまいが多く、花見小路とは違った趣を呈します
秋の嵐が抜ける夜うかがいました「末友」さん
すぐそばの建仁寺丸山・祇園丸山さんで修行された大将が独立して開店されたお店は
立派で、これから星も増えるのでは?と思わせる素晴らしい外観です
引き戸を開けようとしましたら、すでに板さんがお迎えに・・・さすがのおもてなし
中にもう一つ玄関があり、立派な京家屋ですね
土間入り口のあたりに、待合スペースがあり梅酒をいただけます
カウンター席はなんと私たちのみで貸し切り状態でしたが・・・靴を脱いで、畳の
カウンター席に上がります 美しい内観、凛としてお料理は映える舞台ですね
お迎えの板さんがついてくださり、ご挨拶から、先付へと
器も素敵で、秋らしいプレゼンテーションです 旧暦で重陽の節句にちなみ
菊香の漂うお酒から・・菊は大人の香り 苦さが好きです
さらに、ぐじを胡麻であえて鱗と皮を揚げ、添えた一皿から・・香ばしくぐじが美味しい
海苔も美味で味が染みた海苔が味付けをひきたてます
もう一皿は、柿なます ごまだれが柿の甘さと融合する濃厚なおいしさ
五穀表情の文字が迫力ある玉手箱 八寸の登場です
秋の実りが詰まったかごは野山を表現し、美しい色どりです
いくらもたっぷり、銀杏の美味しいこと
卵の黄身が包まれたほおずきが鮮やか 稲穂のお菓子のような香ばしい穂先が
意外に美味でぱりぱり・・・止まりません さんまのテリーヌなど秋の味覚満載
お酒が進みます
後ほど登場する 琵琶湖の子持ちアユ 生きています
ここで待ってました!松茸第一弾登場 何度もお店に確認し、松茸をリクエストしたので
大将が一番おいしく食べられる料理はこれだと出してくださった「土瓶蒸し」はまさに私と友人が食べたかったものでしたので、うれしくて笑いが止まりません・・・・
しかも、松茸のみで鱧の骨でとった出汁でいただくという贅沢さ 美味しくないわけありません 上品で澄み渡るお味です
そして、お刺身 この日はお店でも初めて使用した食材という「メイチダイ」
長崎の珍しい魚で透明で味は薄く淡白 濃い目のたれでいただくとねっとりかすかな甘み
藁で焼いたカツオとともに
そして私がとってもお気に入り 大きな栗の蒸し物 ほ~んとにBIGサイズです
しかもあま~~~い ラム酒のたれをかけていただくのですが、ぷりぷりで大人の贅沢な
甘さを堪能できるヒトしなです
ここでまたまた マツタケ第二弾!薫り高い肉厚松茸が焼きで登場
笑いが止まらない・・・贅沢さ この週は松茸尽くしで、私最後の晩餐になりそうで怖いくらい 栗と松茸の競演!美味しすぎる
ここで、アユが2匹も登場 パリッパリの程よい焼き加減で
余すことなくいただけます
鴨鍋がぐつぐつで・・・九条ネギとともにお出しのきいたあんとともに上品で
寒い日は温まりそう 飲み干したいくらいでしたがお腹がふくれてきましたのでほどほどに
ここで釜焚きの山椒の強い香りで食欲をそそるご飯 山椒大好きな私にはたまりません
お魚のくさみをカバーし、ピリッとした辛みが満腹でもおなかに入ってしまうさっぱり味
お漬物も不要なくらい、山椒味でいただけてしまう
〆はおうすとアイス 珍しい梨 お団子と、甘味が苦手な私も軽くいただける水物
食べかけで気が付いて撮影をしたので、位置が乱れております・・・
素敵なカウンターですよね
一輪挿しが映え 外に炭火焼の炉もあり、調理風景がみえます
貸し切り状態で堪能したスペシャルコース
翌朝にお持ち帰りしたお弁当をいただきましたが・・・冷めても美味しかったです
山椒が効いて食べきれなかったアユをおかずに・・・こ~~んなに食べて体重がさぞかし増えていると思いきや、減っていてびっくりした私です
こういうお食事は太らないんですね!
こちらコースは、松茸を特別にお願いしたコースですので、お値段はすこしUPしますが
好きな食材をお願いすると予算に合わせお料理をかんがえていただけます
秋の実りをちょっと贅沢に満喫する・・・ご褒美にいかがでしょうか
祇園 末友
http://gionsuetomo.kyoto/
住所:京都市東山区大和大路四条下ル小松町151-73
電話:075-496-8799
営業時間:12:00~14:00。
18:00~19:30入店(カウンター)
18:00~19:30入店(座敷)
ランチ営業、日曜営業
定休日:不定休
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