久々に外資系勤務時代の友人がサンフランシスコから来日
そして、わざわざ ディナーのために東京からきてくれるという
そんなエグゼクティブな友人をもてなすには正統派京料理をと
下賀茂神社のそばにあるこちら「吉泉」さんへ
正統派らしいもてなし、
門でお客様をお迎えしてくださる…袴姿の男性が出迎えてくださいます
茶室を用意していただき、本物の日本文化を用意し、迎えていただけます
初夏を前に、涼しげな氷入り梅酒で乾杯
そして、ヨモギの豆腐 添えてある
ウニが甘く・・・菖蒲兜ということで、勝負兜とかけた皐月を演出
美しい屋形船で登場するお刺身
屋根を開けると、甘いお刺身が数々 目でも舌でも美しいお料理
初夏の冷製スープ 美しい器ですよね
鱧と梅干のおわん 柚子のお花がかぐわしく 気品さえ漂う
鱧がソフトで、洗練されたお出汁に梅の酸っぱさが丁度よくまるで効能ある美味しいお薬のよう
最初に大トロ切り身を持ってこられ、炙りにしますか? おさしみで??ときかれ、炙りでとおねがいした大トロがここで登場
大トロの甘い脂が噛むたびにじゅわっと口に広がる
高貴なワインと合うお料理ばかりで、繊細なうまみを引き出したお料理が続きます
お鮨までいただけるメニュー構成はバリエーションがあり
ほうずきの鮮やかなオレンジで食欲をそそり 中には煮豆 すべてに演出がついてきます
煮物は筍、たら子でしたでしょうか・・・
木の芽のアロマが嗅覚と味覚を刺激します
焼き物・・・・紙に包まれ蒸し焼き状態になっており
味と香りを閉じ込め、やわらかく肉厚で、このうえなく上質
胡蝶蘭がのせられた状態でプレゼンテーションされ、見た目へ配慮は並々ならない
料理長のセンスが感じられます
〆は桜エビご飯 満腹でほとんどと食べることができませんでしたが
今思い返すと、全部頂きたい・・・香ばしい海老のお出汁で炊きあがった
うまみたっぷりの炊き込みご飯
デザートは別腹・・・オレンジのゼリーが爽やかで上品な
甘酸っぱさがスイーツ苦手な私でもとても美味しく完食
最後にアイスクリームまで
正統は日本料理でありながら、洋テイストをうまく利用し
五感で愉しませる趣向はさすがです
植物を使った演出も季節感がありとにかく美しいビジュアルは
印象に残り 話題になるため接待にはおススメです
吉泉
075-711-6121
http://www.kichisen-kyoto.com/
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